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坂倉準三の住宅

May 5, 2014

今回紹介する住宅は、坂倉準三が手掛けた最大規模の木造住宅「塩野邸」です。彼は、ル・コルヴュジェの弟子である前川國男に薦められて、1931年から1937年まで彼の事務所で学んで帰国した。日本人では、二人目のル・コルヴュジェの弟子です。三人目の弟子は、彼から遅れること19年後に、晩年のル・コルヴュジェのもとに修行に行った吉阪隆正です。

坂倉準三の住宅作品には、上村松園邸や、岡本太郎邸など著名人の自宅もたくさんあります。しかし、今回「塩野邸」を選んだのは、彼が、1941年に最初に設計した「飯箸邸」(現在、軽井沢に一部移築し、ドメイヌ・ドゥ・ミクニのレストランとして使用)から、14年、この住宅は、その集大成の住宅であると言う思いと、坂倉準三がこの住宅を自ら自信作であるとの思い入れがあるからです。それを端的に現した出来事が、1955年にル・コルヴュジェが来日した時に、建設中のこの住宅にわざわざル・コルヴュジェを案内をしていることです。

それでは、この住宅の外観は見ると、2寸5分勾配の大きな切妻屋根と水平に伸びる庇とバルコニー、庭側に面した大開口部と石張りのなどから構成されていて、南面のプロポーションが非常に美しい建物(写真上)である。南側からは、見えませんが、この建物の後ろ北側に渡り廊下でつながれた既存の茶室を改造した離れがあります。この建物のつなぎ方の関係が、内部に入ることによって明らかになります。それは、人の歩みに従って内外の空間体験の変化が、設計に組み込まれていることです。門扉から蛇行するスロープを上がると、玄関にたどり着き、北側の庭に面した濡縁を望む事が出来る。そして、正面には、二階の書斎に上がる螺旋階段(写真右下)があり、さらに、レンガの壁に沿って奥に進むと、大きな吹抜けと暖炉のある居間(写真左下)が現れて、そして南側の大きな開口部と芝生の庭へと視界が広る。この大きな開口部に使われている建具は、最初の作品の「飯箸邸」で使用した大きな開き窓を組み込み込んでもの同じである。そこからは、テラスと一体となる南側の景色が見渡せる。

「塩野邸」は、1955年の半世紀以上前に建築された建物ですが、今日でも通用するような非常にモダンな建物であると思います。この壮大で、優雅な建物に感銘を受けます。

今回は、「建築家坂倉準三 モダニズムを住む|住宅、家具、デザイン」と「住宅建築」を参照資料にして紹介しました。

今回は、ここまで!

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